2018/6/5 設立記念イベント開催

加藤良太コーディネイターの司会進行によりスタート

市民社会スペースNGOアクションネットワーク(NANCiS)設立記念イベント
~ 市民社会の自由が地球の未来を拓く! ~

いま、NGO/NPO/CSOなどの市民社会が活動のよりどころとする、市民が圧迫を受けず、萎縮せず、自由に言論、活動、結社できる社会の活動領域(=市民社会スペース)をめぐる状況は厳しく、国内外で悪化の一途をたどっています。私たち、国際協力NGOのネットワーク組織(ネットワークNGO)は、2014年から「秘密保護法NGO アクションネットワーク(NANSL)」を設立し、特定秘密保護法から共謀罪法(改正組織犯罪処罰法)に至る問題に対応してきました。しかし、NANSLの活動を通じて、市民社会スペース全般をめぐる問題に対応する枠組みの必要を感じ、NANSLを本年4月末で発展解散し、翌5月に「市民社会スペースNGOネットワーク(NANCiS)」を設立しました。
NANCiSは、社会全体の「市民社会スペース」に対する認識を高めるとともに、国際協力NGOの立場から国内外で活動する市民社会の自由な活動を守り、地球規模課題の解決に「今、変革が必要である」と謳った、2030アジェンダおよびSDGsの真の達成のために、市民社会の能力が伸びやかに発揮できる、自由で開かれた社会を実現したいと考えています。

西井和裕コーディネイターによる設立報告・趣旨説明

【プログラム】
2018年6月5日(火)17:30-19:30
早稲田奉仕園 AVACOビル1階「トーキョーコンサーツ・ラボ」

第Ⅰ部
1)NANCiS設立報告・趣旨説明(西井和裕:NANCiS コーディネーター)

2)各界からのご挨拶

3)秘密保護法対策弁護団・共謀罪対策弁護団との協定書調印式

秘密保護法対策弁護団、海渡雄一弁護士よりビデオメッセージ
秘密保護法対策弁護団との協定書調印式  < 左>秘密保護法対策弁護団 (代理)小川隆太郎 弁護士 <右>NANCiS 谷山博史 共同代表
共謀罪対策弁護団との協定書調印式 <左>共謀罪対策弁護団 (代理)三澤 麻衣子 弁護士 <右>NANCiS 谷山博史 共同代表

第Ⅱ部
1)キーノートスピーチ
(1) 世界・日本の現状と市民社会スペースの重要性 (谷山博史:NANCiS 共同代表)
(2) 日本の政治と市民社会スペースの狭隘化   (佐々木寛:新潟国際情報大学教授)

谷山博史共同代表によるキーノートスピーチ 『世界・日本の現状と市民社会スペースの重要性』
新潟国際情報大学教授、佐々木寛さんによるキーノートスピーチ 『日本の政治と市民社会スペースの狭隘化』

2)フロア・フラットトーク「今、市民社会スペースを語ろう!」
(総合司会 加藤良太:NANCiS コーディネーター)

フロア・フラットトーク、参加者との活発なトークが展開されました。

【主催】市民社会スペースNGOアクションネットワーク(NANCiS)

【構成団体】(2018年6月5日時点 7団体)
北海道NGOネットワーク協議会
(特活)国際協力NGOセンター
(特活)横浜NGOネットワーク
(特活)名古屋NGOセンター
広島NGOネットワーク
(特活)NGO福岡ネットワーク
(特活)沖縄NGOセンター

【助成】立正佼成会一食平和基金